☆ステファン語録☆2019年3月

l  国家とは何か。デンマークでは、国民の家であると定義されている。

l  愛国心があるが、それは強制されたものではない。

l  デンマークは教育が違う。生きた勉強をしている。

l  (私はこういう仕事を)意識してやっているわけではない。そういう仕事がくるからやっている。

l  仕事は人生の形成上の過程であり、仕事のために人生をつかうのではない。

l  自分の人生は大切であり、あとで後悔するくらいならやったらいい。やらなかった後で説明がつかない。

l  (私は)世の中で必要があるから動いている。

l  子供たちとたくさん話すこと。社会的な問題について、少数派と思われるような批判的見解も隠さず話合うこと。

l  “変わった人“と思われることを怖がる必要はない。社会を変えていけるのは”変わった”人間だから。

l  デンマークは資源がゼロ。国民が資源。国民を大事にしている。

l  教育費なし。18歳以上は親の扶養義務なし。入院費なし。

l  半世紀前から家族制度はなくなった。

l  酒を飲んで働かない人にも国は金を出す。

l  人道主義。

l  15歳以上は所得の申告制度がある。15歳ですでに政治が働く。

l  18歳で選挙権・被選挙権がある。18歳の国会議員も誕生した。

l  税金を納めるだけではなく、使い方について15歳から文句が出る。

l  国の事情に合わせた国のしくみ。生きるためにその仕組みが必要。

l  生きるための条件と現世代の義務~空気・水・食糧・エネルギーを国家が運営。

l  そのために教育している。教育があり、哲学がある。

l  次の世代にツケを残さない。自分を愛すると同時に他人を愛する。次の世代を愛する。

l  80%の民主主義。制度は80%が守るように。

l  制度を導入したらこの人が困るという考え方はしない。

l 制度を導入したらこの人は守れる、残りの人に不具合があれば、救済すればよい、という考え方。

l  医療費がタダでも無駄にしない。自分の税金だという意識。

l  選挙で投票率が80%以下にならない。

l  国民投票で国家の方針は国民が選択する。

l  国を守るのは自分しかない。自分たちの国を住みよくする。

l  (私は)日本のがっこう教育で洗脳されてはいない。日本のがっこう教育は才能をつぶす。

l  日本もデンマークも教育基本法の理念は「郷土・国・国際協調」

l  日本の受験勉強は、本来受ける教育を受けていない。

l  デンマークの教育はその人の才能を伸ばすようにする。

l  教師はアシスタントにすぎない。

l  日本の教師は子供に命令をする。子供を利用している。モノ扱いしている。

l  社会福祉のベースは「人のために、自分がどれだけ犠牲を払うか」

l  日本では義務を忘れて権利だけを主張する。

l  日本では自分の行動に責任を持つように教育されていない。

l  デンマークでは世界で一番、後進国を援助している。(GNP比)

l  自分の生活を切り詰めてまで援助している。そういう心がある。人道主義。

l  自分が恵まれているのだから、人にしてあげたい。

l  その国の豊かさは田舎を見ればわかる。その国の底力がわかる。

l  日本では田舎の生活は条件が満たされていないが、デンマークの田舎は快適である。

l  人間はモラルからでなく欲で動く。欲を否定しない。

l  (私は)日本の自然公園法に書いてあるとおり、自然公園を「教化」のために使うべき。

l  デンマークでは、意見の違い、特に少数意見を大切にする。そういう意見があってこそ、進歩がある

l  日本人は人と違う意見を嫌う。ディスカッションがへた。

l  法律はルール。ルールがあるから生活ができる。

l  「風のがっこう」は「人」を作っている。

l  日本人は組織づくりがへた。組織が多すぎる。デンマークでは一つしかない。

l  自分たちがやるしかない。自分がやれないことを人に押し付けるわけにはいかない。

l  電力会社を説得するのに、けんか腰で敵に回してはいけない。

l  安住した方は成長が止まるので、厳しい方を選ぶ。

l  人生の選択権と健康については本人しかできない。

l  自分の人生は自分で管理する。

l  すべての人に才能がある。

l  日本で学校教育を受けた人の仕事は「真似ができる」ということ。

l  記憶力のいい人は事務屋にしかなれない。全体が見えない。

l  日本では考える時間を与えないようになっている。

l  仕事で死にそうになっている。無駄に仕事を作る必要はないのに。

l  日本では本当の仕事をしていない。能力をつぶしている。

l  日本の家庭ではテレビのつけっぱなし。集中できない。静かな所がない。

l  電車で大人が漫画を読んでいる。スマホをしている。考えることを止めている。

l  デンマーク人の考え方は、「わからない時はやってみる」

l  責任転嫁が多い。責任は人にあって、自分にはない。それはおかしい。

l  日本のバブルは借金を増やした。借金すればだれでもできる。

l  日本は、親から子へ食糧もエネルギーも残さなかった。負の遺産と借金だけ残した。

l  デンマークでは無茶な発展はしない。

l  日本の役人は2年ごとに交代する。だからマニュアルが必要。いつも素人で高い給料はらうのは税金の無駄使い。

l  デンマークの役所は同じ人が続ける。専門の人がいる。

l  やれるのにやらないのは、やりたくないから。

l  反対運動がある場合は、何年もかけて反対の理由をクリアにしていく。

l  デンマークでは、反対するにも個人の好き嫌いのレベルではなく、反対する理由が必要。

l  権利だけでなく、義務をはたさなければならない。

l  日本では歴史は江戸時代までで、近代史を教えない。国民の中に、江戸時代の考え方が残っている。

l  近代史は一番大事。そこをきっちり学んでいない。それを意識的にしているとしたら「陰謀」である。

l  法律の原本に戻って話をしなさい。少なくとも意味が分かっていないと。

l  自然公園法の「教化」に「風力」は教化ではない?役所が決める判断ではない。国民の判断。

l  (知ることに)使った時間だけ、世の中に使いたい。

l  日本人は、日本の財政、会計などをよく知らない。自分が住む町の人口、構成、予算などを知らない。郷土のことを知ったうえで国の理解。

l  日本人は考えることを止めている。

l  満員電車、駅のアナウンスは異常である。異常だと思わない。

l  すべて歴史は地方から。やりやすいのは地方から。

l  次の世代に後片付けをして、死んでください。それが次の世代に対する愛情。

l  日本の社会は愛情がなくなっている。まず家庭の中で愛情あるかどうか。愛のない生活をしている人が、国をよくすることができるのか。

l  まずは夫婦関係をよくしなさい。夫、妻を愛しなさい。それができないなら別れて新しい人生を歩みなさい。

l  デンマークでは、愛がなくなったら離婚は当たり前。

l  愛のある暮らしがなくて、人に優しくなれるか。

l  デンマークでは、男も女も働ける人は全員働き、国を支える。男女平等である。

l  専業主婦はいない。