葬儀に参列

過日、知り合いの人の葬儀に出た。

亡くなった人は、長い間農場を経営し、10年ほど前に農場を売却、町に住宅を買って住んでいた人である。

私が農場経営していたころ(1979年開始)長女のマリカが8年生(日本の中学2年生に該当)の夏休みを利用し、イギリスに英語の勉強に行きたいと言い出したため、一人イギリスに送り出すことに不安があったので、同級生で近くに住んでいたボーデルのお父さんに面談し、マリカとの同行をお願いした。彼女のお父さんは「ボーデルが望むなら、なんら問題はないと」語ってくれました。その方が89歳の年齢で他界し、その葬儀に参列してきまし。

ボーデル嬢はアメリカ人と結婚し、アメリカに移住、二人の母親になり、彼女の長女は大学生となり、長男は高校生だと語ってくれましたが、もしボーデル嬢がイギリスに語学勉強に行かなかったら、デンマークに住み、両親の側で暮らしていたかも知れないと、今は亡くなった彼女のお父さんに語った時もありました。

因みに葬儀への参列者は約200名、デンマークの田舎は今でも土葬が当たり前になっています。

左は土葬の棺、右の写真は葬儀の後の軽食の時(ボーデル嬢(後ろ右)と長女マリカ(前左))