l 国家とは何か。デンマークでは、国民の家であると定義されている。
l 愛国心があるが、それは強制されたものではない。
l デンマークは教育が違う。生きた勉強をしている。
l (私はこういう仕事を)意識してやっているわけではない。そういう仕事がくるからやっている。
l 仕事は人生の形成上の過程であり、仕事のために人生をつかうのではない。
l 自分の人生は大切であり、あとで後悔するくらいならやったらいい。やらなかった後で説明がつかない。
l (私は)世の中で必要があるから動いている。
l 子供たちとたくさん話すこと。社会的な問題について、少数派と思われるような批判的見解も隠さず話合うこと。
l “変わった人“と思われることを怖がる必要はない。社会を変えていけるのは”変わった”人間だから。
l デンマークは資源がゼロ。国民が資源。国民を大事にしている。
l 教育費なし。18歳以上は親の扶養義務なし。入院費なし。
l 半世紀前から家族制度はなくなった。
l 酒を飲んで働かない人にも国は金を出す。
l 人道主義。
l 15歳以上は所得の申告制度がある。15歳ですでに政治が働く。
l 18歳で選挙権・被選挙権がある。18歳の国会議員も誕生した。
l 税金を納めるだけではなく、使い方について15歳から文句が出る。
l 国の事情に合わせた国のしくみ。生きるためにその仕組みが必要。
l 生きるための条件と現世代の義務~空気・水・食糧・エネルギーを国家が運営。
l そのために教育している。教育があり、哲学がある。
l 次の世代にツケを残さない。自分を愛すると同時に他人を愛する。次の世代を愛する。
l 80%の民主主義。制度は80%が守るように。
l 制度を導入したらこの人が困るという考え方はしない。
l 制度を導入したらこの人は守れる、残りの人に不具合があれば、救済すればよい、という考え方。
l 医療費がタダでも無駄にしない。自分の税金だという意識。
l 選挙で投票率が80%以下にならない。
l 国民投票で国家の方針は国民が選択する。
l 国を守るのは自分しかない。自分たちの国を住みよくする。
l (私は)日本のがっこう教育で洗脳されてはいない。日本のがっこう教育は才能をつぶす。
l 日本もデンマークも教育基本法の理念は「郷土・国・国際協調」
l 日本の受験勉強は、本来受ける教育を受けていない。
l デンマークの教育はその人の才能を伸ばすようにする。
l 教師はアシスタントにすぎない。
l 日本の教師は子供に命令をする。子供を利用している。モノ扱いしている。
l 社会福祉のベースは「人のために、自分がどれだけ犠牲を払うか」
l 日本では義務を忘れて権利だけを主張する。
l 日本では自分の行動に責任を持つように教育されていない。
l デンマークでは世界で一番、後進国を援助している。(GNP比)
l 自分の生活を切り詰めてまで援助している。そういう心がある。人道主義。
l 自分が恵まれているのだから、人にしてあげたい。
l その国の豊かさは田舎を見ればわかる。その国の底力がわかる。
l 日本では田舎の生活は条件が満たされていないが、デンマークの田舎は快適である。
l 人間はモラルからでなく欲で動く。欲を否定しない。
l (私は)日本の自然公園法に書いてあるとおり、自然公園を「教化」のために使うべき。
l デンマークでは、意見の違い、特に少数意見を大切にする。そういう意見があってこそ、進歩がある
l 日本人は人と違う意見を嫌う。ディスカッションがへた。
l 法律はルール。ルールがあるから生活ができる。
l 「風のがっこう」は「人」を作っている。
l 日本人は組織づくりがへた。組織が多すぎる。デンマークでは一つしかない。
l 自分たちがやるしかない。自分がやれないことを人に押し付けるわけにはいかない。
l 電力会社を説得するのに、けんか腰で敵に回してはいけない。
l 安住した方は成長が止まるので、厳しい方を選ぶ。
l 人生の選択権と健康については本人しかできない。
l 自分の人生は自分で管理する。
l すべての人に才能がある。
l 日本で学校教育を受けた人の仕事は「真似ができる」ということ。
l 記憶力のいい人は事務屋にしかなれない。全体が見えない。
l 日本では考える時間を与えないようになっている。
l 仕事で死にそうになっている。無駄に仕事を作る必要はないのに。
l 日本では本当の仕事をしていない。能力をつぶしている。
l 日本の家庭ではテレビのつけっぱなし。集中できない。静かな所がない。
l 電車で大人が漫画を読んでいる。スマホをしている。考えることを止めている。
l デンマーク人の考え方は、「わからない時はやってみる」
l 責任転嫁が多い。責任は人にあって、自分にはない。それはおかしい。
l 日本のバブルは借金を増やした。借金すればだれでもできる。
l 日本は、親から子へ食糧もエネルギーも残さなかった。負の遺産と借金だけ残した。
l デンマークでは無茶な発展はしない。
l 日本の役人は2年ごとに交代する。だからマニュアルが必要。いつも素人で高い給料はらうのは税金の無駄使い。
l デンマークの役所は同じ人が続ける。専門の人がいる。
l やれるのにやらないのは、やりたくないから。
l 反対運動がある場合は、何年もかけて反対の理由をクリアにしていく。
l デンマークでは、反対するにも個人の好き嫌いのレベルではなく、反対する理由が必要。
l 権利だけでなく、義務をはたさなければならない。
l 日本では歴史は江戸時代までで、近代史を教えない。国民の中に、江戸時代の考え方が残っている。
l 近代史は一番大事。そこをきっちり学んでいない。それを意識的にしているとしたら「陰謀」である。
l 法律の原本に戻って話をしなさい。少なくとも意味が分かっていないと。
l 自然公園法の「教化」に「風力」は教化ではない?役所が決める判断ではない。国民の判断。
l (知ることに)使った時間だけ、世の中に使いたい。
l 日本人は、日本の財政、会計などをよく知らない。自分が住む町の人口、構成、予算などを知らない。郷土のことを知ったうえで国の理解。
l 日本人は考えることを止めている。
l 満員電車、駅のアナウンスは異常である。異常だと思わない。
l すべて歴史は地方から。やりやすいのは地方から。
l 次の世代に後片付けをして、死んでください。それが次の世代に対する愛情。
l 日本の社会は愛情がなくなっている。まず家庭の中で愛情あるかどうか。愛のない生活をしている人が、国をよくすることができるのか。
l まずは夫婦関係をよくしなさい。夫、妻を愛しなさい。それができないなら別れて新しい人生を歩みなさい。
l デンマークでは、愛がなくなったら離婚は当たり前。
l 愛のある暮らしがなくて、人に優しくなれるか。
l デンマークでは、男も女も働ける人は全員働き、国を支える。男女平等である。
l 専業主婦はいない。